新・年長さんのピアノレッスンがスタートしました

初めてピアノを習う子供さんは、皆さんそうなのですが…。

まず、ドがどれなのかわかりません。
鍵盤を指さしてあげると、メロディーを弾けますが、どの指もペッタンコで､音と音の間がプチップチッと切れます。

4月からスタートの新年長さんの第1回目のレッスンも同様でした。
そこで指の体操その1を行ってみました。
しかし、2と3の指を同時に打鍵する事が難しいようです。

そしてテキストはというと…。

体験レッスンの時はドの音のみの楽譜を弾いてもらい、直ぐに合格しました。
しかしテキストの「うたとピアノの絵本右手」は、はじめからドとレとミが出てきます。
これを丸い指で弾くのは､まだ難しいようです。

そして2回目のレッスンです。
指の体操は前回と違う体操を数種類。
「うたとピアノの絵本」1番を弾いてもらいました。
何とドレミを丸い指で弾けました。
惜しい事に少しだけ音が切れてしまいます。

3回目のレッスンです。
「うたとピアノの絵本、右手」1番を丸い指で､しかも滑らかに弾けました。

合格です。
左手も同じく上手に弾けました。

お家での練習で､お母様が横にいて励まして下さったお陰かと思います。
感謝致します。
この日は40分レッスンなので、おうたを歌ったり、リトミック、そしてワークブックもやってもらいました。

この丸い指でのレガート奏法に慣れてしまえば、あとはテキストは無理なくズンズンと進んで行きます。

この段階になるまでのスピードが、小さい子供さんは、凄まじくて、ピアノを教える者にとって特に嬉しい時間でもあります。

これからも一緒に楽しく頑張りましょうね！