新聞の記事にもありましたが、長崎市の江平中学校が閉校し、16日に最後となる卒業式が行われました。
教室が近いので、たまたま前を通りシャッターを押しました。
江平中学校は私の母校です。少し思い出を書かせて下さい。

母校の思い出

一年の担任の先生は美術顧問で熱血な方でした。
ある時クラスの皆が授業開始の時刻になっているにも関わらず席に着いてなかったので、教室の黒板の上にある時計を外して職員室へ持って行ってしまわれました。
困った皆は話し合い、先生に謝罪して時計を戻していただきました。
「何もそこまで怒らなくても…」と思いました。
先生の深い思いを知るのは大人になってからの事です。

二年の担任の先生は英語顧問でした。
ある授業中私の席は廊下側でした。
廊下にいる人達が騒がしかったので廊下との間の窓を閉めました。
片手で閉めたので音がしました。
それを見て先生が「両手で静かに閉めたら騒いだ人は悪かったなぁと思うものですよ。」とおっしゃいました。
何気ない言葉でしたが、多分教え方の上手な先生を大好きで注意してもらえたのが嬉しくて、それで今でも覚えているのかなと思います。

三年の担任の先生は音楽顧問でした。
個人面談の時「あなたは大学へ行きなさい。」と言って下さり、その言葉は今でも心の支えになっています。
先生方ばかりではありません。
内容は言えませんが友達とバカな事ばかりしていたのも楽しい思い出です。

そして江平中学校の思い出は卒業生の数だけ、それぞれの胸に刻まれているはずです。
学校はなくなっても皆の心に学校が残っています。

長崎県長崎市のピアノ教室

当教室では「確かに上達できるから楽しい」を大切にした指導を行ない、ピアノの根本にある「楽しい、楽しむこと」を体感できるレッスンを行なっています。

もし長崎市でピアノ教室や習い事を探している方がいらっしゃったら、ぜひ当教室の無料体験レッスンにお越しください。