先日の小学3年生のピアノレッスンの時の話です。
帰り際に、子供さんの顔色が何やらくもっていました。

私はてっきり、あと少しという所で合格できなかった曲があったので、それが悔しかったせいだと思っていました。

しかし理由は違ってました。
練習中の発表会で弾く曲「はなまるぴっぴはよいこだけ」の左手旋律の部分(写真4段目)が難しく感じたそうです。

後でピアノを卒業したお姉ちゃん(今は大学生)と一緒に練習して､ご機嫌はなおったそうですが…。お姉ちゃんに感謝です。

さて、一週間後のレッスンはというと、3年生の子供さんは左手旋律の部分を両手で上手に弾けるようになっていました。
この曲は自分が希望しただけあって、毎回完璧に弾けるまで家での練習をしてくれていました。
そして難しいと思った左手旋律部分もクリアする事ができました。

普段の練習では左手で旋律を弾く事は少ないので､左利きの子供さんには､発表会で「左手の出番がある曲を弾いてほしい。」と、つい思ってしまいます。
「はなまるぴっぴ」では､1ページ目に左手旋律をいれましたが、残りは右手が旋律です。

きっと大丈夫です。楽しみです。